感想(ネタバレあり)
今回はSAOの総作画監督を務めた足立慎吾さんがゲスト。
【ラジオ情報】
「ソードアート・オンエアー」#48 ディレクターズカット無し版が配信スタート!ゲストは足立慎吾さん!松岡さんとの懐かしのエピソードが聞けちゃいます!松岡禎丞・吉田尚記・足立慎吾(キャラクターデザイン・総作画監督)#SAOラジオ#sao_anime pic.twitter.com/LKBQYxUWpS
— アニメ ソードアート・オンライン 公式 (@sao_anime) September 29, 2020
SAOに関連する話題だけでなく、作画監督やキャラデザの仕事のお話まで聞けてSAOファン以外のアニメファンの方にも興味深い回になっていると思います。
なお今回も野球中継が延長したためニッポン放送版はなし。
YouTubeで公開されているディレクターズカット(しない)版のみとなっております。
あとこの番組10月以降も続くとのこと。
ただし吉田アナが「しばらく」という言葉を強調してたので延長は今年いっぱいぐらいかもしれませんね。
第47回の感想記事を読みたい方は下のリンクをご利用ください。
ソードアート・オンエアー第47回の感想 「アニメ最終回の話がいっぱい聞けると思ったら…」
時空のゆがみのせいで最終回の感想メールは一通も無し。
その辺は残念でした。
アリシゼ―ションの最終回、そしてプログレッシブについて
時空のゆがみが解消され最終回が放送された後に収録された今回。
まず吉田アナが最終回の感想を述べた後、リスナーさんの感想を読みつつ松岡さんも最終回やプログレッシブアニメ化についてお話されています。
まず最終回について。
小説を読んで宇宙で怪獣と戦うストーリーを知ってた松岡さん。
ただ小説を読んだ時点では「うん?」「宇宙とは?」というような感想になったそうです。
まあ、それが普通の反応ですよね。
でもアリシゼ―ションWoU編までキリトを演じたことで「この展開もおかしくはないな」と思ったそうです。
星王として200年アンダーワールドで生きたキリト。
当然技術の面でも多くのことをアンダーワールド民に伝えたはず。
それ考えれば宇宙に整合騎士ならぬ整合機士が進出してもおかしくはないのでしょうね。
ただそれだけでは宇宙怪獣の存在は説明できないような気もしますが。
また星王キリトの演技について松岡さんは「不穏な感じを出し、比嘉がうぬを言わさぬように演じた」と。
確かに比嘉がコピーした星王キリトのフラクトライトと比嘉の会話はキリトが比嘉に圧を掛けて否とは言わせない雰囲気が強かったですからね。
松岡さん的には星王キリトVSキリトも起こりえるかも?と考えているみたいですね。
まあ、どうなるかは原作者の川原礫先生次第でしょうけど。
次はプログレッシブについて。
松岡さん的にはプログレッシブでキリトを演じるのは挑戦であると。
松岡さんは事ある毎にキリトと共に成長しており、当時のキリトは演じられないというようなことを言ってましたからね。
しかしプログレッシブがアニメ化される以上、あの時のキリトを演じなければならない。
松岡さんが挑戦と言うのもわかります。
「楽しさもあり、不安もあり、怖さもある」。
声優さんも大変ですわ。
足立さんから見た松岡さんの印象!そして作画監督やキャラデザの仕事について
今回のゲストはSAOの総作画監督やキャラデザを務めた足立慎吾さん。
SAO以外だとWORKINGシリーズなどでもキャラデザを務めた方です。
松岡さんと最初にあった時の印象やご自身の仕事について結構お話されていました。
まずは松岡さんの印象。
SAO1期の打ち入り(飲み会)の時、松岡さんが作画班の島(テーブル)へ挨拶に来たそうです。
そしてずっと正座を続ける松岡さん。
そんな姿を見たら足立さんじゃなくても良い人という印象を持ちますわ。
ただ足立さんは同時に松岡さんの大胸筋にも目が行ったとのこと。
吉田アナも言ってましたが、そういうところがキャラデザ目線なんでしょうね。
そういう話をした後、次はSAO1期のころと比べて現在のアニメ業界のお話に。
足立さん曰く、SAO1期のころからアニメ制作には時間が掛かる様になったと。
この10年で3倍くらいに。
そして業界的にゼネラリストの時代からスペシャリストの時代になったことも時間が掛かる原因かもというお話も。
この辺のお話は本当に興味深いので是非ラジオを聞くことをお勧めします。
作画監督の話に続いて足立さんはキャラデザの仕事のお話も。
足立さん的にはキャラデザの仕事は「(キャラを)現実的なラインに落とすこと」とのこと。
原作の絵はそのままだとアニメにする労力が大変ですからね。
アニメーターの方たちが作画しやすくしなければアニメがいつまで経っても完成しませんから。
キャラデザの話の後は松岡さんがA-1を訪問した時に足立さんから言われた言葉の話に。
松岡さんは足立さんから「絵のことは考えなくていい、松岡さんのお芝居をしてください。絵はこっちでいくらでも直せますから」と言われたそうです。
SAO1期の当時、まだまだ駆け出しだった松岡さんには心強い言葉だったでしょうね。
ただ足立さんはこう言うことを言った記憶がないとのこと。
ご自身の記憶に残らないくらい普通のことを言ったという認識なので忘れてしまったのかもしれませんね。
ソードアート・オンエアー第48回を聞き終わって
前述した通り、このラジオ10月以降もしばらく続くそうです。
まあ、BDのリリースが終わるまででしょうけど、続くのは嬉しいですわ。
今後はSAOの話がメインになるか、車の話がメインになるかわかりませんが、次回以降も楽しみです。
次回の感想記事を読みたい方はこちらからどうぞ。