毎年3月に開催される声優アワード。
今回で18回目になります。
去年の17回はスパイファミリーが席巻しましたが、今年はガンダム水星の魔女と推しの子が席巻。
と思ったら最後の最後の主演賞で大きなサプライズがありました。
去年の記事を読みたい方はこちらのリンクをご利用ください。
第17回声優アワード受賞者の方々を見て思ったこと「ダブル受賞2人出た」
新人声優賞受賞者を見て思ったこと
まずは新人賞の受賞者から。
- 伊駒ゆりえ(81プロデュース)
- 榊原優希(81プロデュース)
- 戸谷菊之助(ソニー・ミュージックアーティスツ)
- 原菜乃華(トライストーン・エンタテイメント)
- 羊宮妃那(青二プロダクション)
以上(敬称略)。
無難なところが取りましたね。
伊駒さんは推しの子のヒロインの1人、
榊原さんはデッドマウントデスプレイと異世界ワンターンキル姉さんで主役、
戸谷さんはチェンソーマンの主役、
羊宮さんは僕ヤバのメインヒロイン、
以上新人賞を取るに値する人ばかりです。
そして原さん。
実績は十分です。
「すずめの戸締まり」の主役を演じたので。
ただ原さんの場合は声優というより女優さんなんですよね。
それもこの先どんどん売れていきそうな期待が大きい女優さんです。
「どうして賞をあげたいなら特別賞とか作れば良かったのに」と個人的には思います。
この先も女優業と並行して声優業も積極的にこなしていくなら今回の新人賞も意味あるものと言えるでしょうけどね。
正直声優業もやっていく暇なさそうな気がします。
この先どうなるかわかりませんが、声優としてのお仕事が「すずめの戸締まり」だけとならないことを祈ります。
助演声優賞受賞者を見て思ったこと
- 阿座上洋平(青二プロダクション)
- 石見舞菜香(ラクーンドッグ)
- 能登麻美子(大沢事務所)
以上(敬称略)。
ここは異論ある人少ないでしょう。
水星の魔女と推しの子で独占です。
阿座上さんはこれまでも別作品で主役や主要なキャラを演じており実力はある方でしたけど、水星の魔女のグエルで人気に火が付きましたね。
石見さんは推しの子の黒川あかねの演技は圧巻。
特にあかねの「アイが乗り移ったような演技」のお芝居は見てて鳥肌が立ちましたわ。
最後に能登さん。
水星の魔女のスレッタママの演技が本当に怖かったです(褒め言葉)。
言葉は優しいけど、底知れない怖さが声に乗っているのですよね。
スレッタママは最後ああなちゃったから、今後続編作られたとしてもあの怖い演技はたぶん聞けないでしょうね。
そこはちょっと残念かも。
主演声優賞受賞者を見て思ったこと
最後に主演賞です。
- 市ノ瀬加那(シグマ・セブン)
- 浦和希(ヴィムス)
以上(敬称略)。
一ノ瀬さんに関しては異論は無いでしょう。
水星の魔女のスレッタの演技は抜群でしたし、それ以外の作品でも演技がブレてないので。
一方の浦さん。
実力はありますけど、まさか新人賞じゃなくて主演賞をいきなり取るとは。
正直ブルーロックの主人公だけでは主演賞にはちょっと弱い気がします。
14回の時の古賀葵さんみたいに将来の期待も含めての受賞かもしれませんが。
まあ、声優業ほとんどやってない芸能人がアニメ映画一作だけで主演賞を掻っ攫うよりはマシですけどね。
最後に
一部?マーク付く受賞者もいましたが、概ね無難だったと思います。
あくまで声優さんの活躍を賞するものなのですから、この路線を続けて欲しいと思います。