感想(ネタバレあり)
女性声優がよく使うものの1つに「百合営業」というものがあります。
あくまでビジネスの一環であり、それ以上でもそれ以下でもありません。普通は。
しかし「ビジネス百合」ではないことをラジオでぶっちゃけた方がいます。
それが声優本渡楓さんです。
本渡楓と天津向の「本渡上陸作戦」、5月27日の配信でした!
次回もよろしくお願いします!#agqr #本渡上陸作戦 #本渡楓 #天津向 pic.twitter.com/n0NiL1Q0HJ— 本渡楓と天津向の 「本渡上陸作戦」 (@hjsakusen) 2019年5月27日
番組ツイッターではそのことに触れてませんが、しっかりとラジオ内で語っております。
ただこのラジオで本渡さんが語っているのを聞くと、大事なのはそこじゃないと思えてきます。
でもまとめブログなんかはこの「私の百合は大西沙織さん!!」のセリフだけを切り取って記事にするんでしょうね。
本渡さんの本命は大西沙織さんのみ!!ただ言いたいところはそこに非ず
本渡上陸作戦第165回で読まれたメール。「某ラジオで本渡さんの百合営業しているのが楽しいけど、コンビを組む女性声優さんで心構えを変えるのか?」と質問されます。
これに対する本渡さんの答え。
一連の内容を引用するとこんな感じになります。
本渡さん:「先に言いましょう。百合営業は私一切しません」
本渡さん:「(百合営業を)した覚えがないなぁ。頭撫でるとかそういう感じ?」
(中略)
本渡さん「(百合)営業はビジネスじゃん」
本渡さん「私は可愛いなぁと思ったからやった(頭を撫でた)」
本渡さん「私の百合は大西沙織さん」
(中略)
本渡さん「(大西さん以外の)他は営業じゃないけど、loveじゃないの」
天津向さん「like?」
本渡さん「very like。可愛いという気持ちで可愛がったり」
本渡上陸作戦第165回より引用
言い切っちゃったよ。
ここまで言い切るのは凄いです。
他の人はvery likeだけど、大西さんはloveだと言っているし。
どこまで先輩のことが好きなんだよ。
ただ本渡さんが言いたかったのはここではなく、この後の箇所だったんでしょうね。
本渡さん「心構えはないです」
本渡さん「全部自分だけどこの子とやるにあたってどんな風にしていくのがいいだろう」
本渡さん「笑いのラジオが一番か?と言われれば、私はそうじゃないと思うから」
本渡さん「別に笑えなくたって見てて面白ければいいから」
本渡さん「そこは目指さなくても、見てて楽しいなぁとするのは何なんだろう、何で(組んでいるのは)この二人なんだろうということも考えて」
本渡上陸作戦第165回より引用
相手の女性声優さんが誰であろうと視聴者やリスナーが見てて楽しくなるにはどうするべきか?考えてやっているようです。
自発的に頭をなでたりしてるけど、あれは百合営業でなく可愛いからやっていると。
演じている訳ではないけれど、視聴者やリスナーが求めていることを自然とやっているということなんでしょう。
だから百合営業ではないと。
この文脈からすると、「私の百合は大西沙織さん」という発言も、大西さんを慕う自分の気持ちだけど、視聴者やリスナーから求められており、みんな見てて楽しくなるからラジオでやっているともとれます。
本渡さんの中では、「営業=自分の気持ちに嘘を付いてやるもの」という認識なのかも。
そう考えれば大西さんが好きというのは本当なので、「私の百合は大西沙織さん」も他の声優さんとイチャイチャするのも営業ではないということになるのでしょう。
ちなみに本渡上陸作戦での向さんとの絡みはビジネスらしいです。
女性声優さんとイチャイチャするのは営業ではなく本能という解釈になる
本渡上陸作戦第104回と105回。向さんが欠席して千本木さんと長縄さんがゲストにやってきた回で本渡さんは長縄さんとイチャイチャしております。
長縄さんの耳に息を吹きかけた後と長縄さんに膝枕して貰う時、どちらの時も「幸せかよ」と言ってるし。
本渡さん的解釈だとこれは自分の気持ちに正直なので営業ではないということ。
ちなみにこの後、本渡さんは「最高かよ!!」「最近百合に目覚めて」と言ってます。
ただあれは長縄さんが秘密の話をする時、その内容がマイクに乗らないようわざと大声で言ってるだけと思ってましたが、本渡さん的には本音だったということにもなりますね。
終わりに
営業ではないと言い切った本渡楓さん。
ここまで断言するとはさすがですわ。
せっかく本渡さんがやってくれているのですから、声優ファンとしてはこういうものは楽しんだ方が勝ち。
だからそういうものだと思って、あたたかい目で見守ってあげましょう。