第13回声優アワードの各受賞者を見て思ったこと 「予想外の人もいたけど実績は十分な人が多い印象」

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今年も開催された声優アワード。この記事では各受賞者を見た個人的に思ったことを書き殴っています。

 

去年は新人賞で大きなサプライズ…というか意外過ぎる方が受賞した感じですが、今年もそんな感じでしたね。

まあ、男性はなぜ今年?って人もいますけど、受賞自体はまあわかります。

一方の女性の方は去年の活躍だけでなく将来性も見ているのかなという感じですね。

 

この記事では新人賞、助演賞、そして主演賞を受賞した方について書き殴っております。それ以外の受賞者の方には言及しておりませんのでご注意ください。

 

14回についてはこちらからどうぞ。

第14回声優アワードの各受賞者を見て思ったこと 「鬼滅ではなくかぐや様?」

 

15回についてはこちら。

第15回声優アワード受賞者の方々を見て思ったこと

 

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新人賞を受賞した声優さんを見て思ったこと

まずは男性声優さんの受賞者から。

 

平均以上の声優ファンなら知っている方ばかりですね。

まず天崎さんは今年主演男優賞を受賞した内田雄馬さんの同期。去年は「ハイスコアガール」の主人公春雄を演じ、またアニメではありませんがヒプマイにも出演しており、これは納得の受賞でしょう。

 

 

次に落合福嗣さん。

元中日ドラゴンズ監督の落合博満さんの長男さんで、いろんな意味で知名度抜群の方です。

声優になった時は懐疑的な声優ファンもいましたが、下積みを重ねて去年「グラゼニ」で主人公の凡田夏之助の好演。

グラゼニを見れば、福嗣くん上手くなったなぁと思います。

 

次は仲村宗悟さん。

SideMの天道輝を演じ、SideMファンにはお馴染の方です。SideMというビッグコンテンツの事実上の主人公みたいなものですから(異論もあるでしょうけど)、これだけで新人賞とってもおかしくありません。

 

何で今年?という感じもしますが、SideMのアニメの放送が2017年冬クール。ギリギリ今年の範囲に入っていたので、今年受賞となったのでしょう。

 

そして最後は石井マークさん。

ガンダムGのレコンギスタで主演を演じ、それだけで実績十分ですけど、アニメが放送したのが2014年の秋クールから2015年の冬クールまで。

 

その後の出演歴を見たら、どうして今年?と思ってしまいます。

やっぱり結婚の時の事務所移籍騒動なんかが影響して、今年の受賞となったのでしょうかねえ。

 

実績だけで言えば新人賞を取るのに相応しい方たちばかりと言えるでしょう。時期については疑問符付く方もいますけど。

 

次は女性声優さんの方です。

 

石見さん、楠木さん、本渡さんは下馬評通りって感じでしたけど、林さんと本泉さんは予想外でした。

正直81の声優さんが1人ぐらいは受賞するかもと思ってましたが、まさか林さんと本泉さんが受賞するとは。

 

まずは1人目。林鼓子さんは「キラッとプリ☆チャン」で主人公桃山みらいを演じておられます。正直アーケードゲームのアニメ版であり全くマークしておりませんでした。

実績で考えると他の方より弱い感じがしますが、将来性で受賞したのでしょうかねえ。

 

2人目。本泉莉奈さんは林さんと同じく81所属。「HUGっと!プリキュア」でキュアアンジュを演じておられます。女性声優さんの中でプリキュアを演じたというのはかなりアドバンテージ。

また2018年は多くの作品に出演しており、これを見たら実績は十分だと思います。

 

3人目は石見舞菜香さん。プロフィット所属の声優さんで今年取るかもしれないとは思ってましたが、個人的には同じ事務所の鬼頭明里さんの方が有力だと考えていました。

多田君のヒロインであるテレサを演じたことで得点高くなったのでしょうかねえ。

 

4人目は楠木ともりさん。GGOとメルヘン・メドヘンで主人公を演じ、さらにまだゲームができてませんが2018年はスクフェスの一員として活動されていました。

 

音泉祭りで鷲崎健さんに膝かっくんするくらい度胸もあるし、今後期待の新人って感じですわ。

そりゃあ新人賞とるでしょうよ。

 

最後の5人目は本渡楓さん。本渡さんも実績考えれば去年とってもおかしくありませんが、なぜか今年受賞となりました。

今年はゾンビランドサガが選考期間外だったので、来年は主演女優賞を狙えるかもしれません。

 

助演男優・女優賞を受賞した声優さんを見て思ったこと

では助演男優賞から。

 

1人目は古谷徹さん。声優ファンなら知らぬ人はいない業界のレジェンド級声優さんの一人ですが、去年はコナンの劇場版で演じた安室透の人気が最高潮となり、映画のヒットに大きく貢献しました。

納得できる受賞ですわ。

 

2人目は三宅健太さん。

81所属の声優さんで、中堅声優でゴツイキャラを演じることができる貴重な存在です。去年はイナズマイレブンやヒロアカに出演し、実績は十分。

ただ受賞するとは思ってませんでした。でも三宅さんも十分納得できます(選考期間外ですが、個人的にはリゼロのリンガ売ってるおっさんが印象深いです)。

 

次は助演女優賞です。

 

1人目は東山奈央さん。去年は「ゆるキャン△」のリンをはじめ、数多くの作品でメインキャラを演じており、この受賞に難癖をつける声優ファンはまずいないと思います。

 

問題は2人目。芹澤優さん。正直、新人賞の方が適格かと思いましたが。

ただ去年は「異世界魔王」のシェラをはじめ多くの作品に出演しており、出演作品数は十分なんですよね。

でも正直大ヒットと言えるような作品がないために、他の助演賞受賞の声優さんに比べるとちょっと弱いような気がします。

 

新人賞だったら異論なかったのに。

去年やり過ぎたので、5年という新人賞の受賞要件を厳格適用したのかもしれませんね。

 

主演男優・主演女優賞を受賞した声優さんを見て思ったこと

さて主演男優賞です。

 

納得の受賞ですね。去年は同じクールで「ぐらんぶる」と「バナナフィッシュ」で主人公を演じ、ホントに同じ人が演じているのか?と思った声優ファンも多いはず。

兄貴分の松岡禎丞さんに次ぐアイム二人目の主演男優賞受賞となりました。おめでとうございます。

 

次は主演女優賞。

 


さすがに三瓶さんは予想できませんわ。

でも去年はキャプテン翼(第4作)で主人公の翼を演じ、ポプテピピックの6話でポプ子を演じるなどしっかりと主演のお仕事されております。

また忘れてはいけないのはBORUTO。この実績に勝てる方はそうはいません。

 

予想外でしたが、納得の受賞です。

 

しかし主演が内田さんと三瓶さんってどっちもSideMじゃん。

今年は新人賞を天崎さんと仲村さんが受賞していますし、SideMづくしですわ。

 

終わりに

 

去年比べると納得できる受賞者の方々だと思います。

ただ受賞したからといって、その後のキャリアが約束された訳ではありません。

 

しばらくは受賞の喜びに浸るのもいいでしょうけど、すぐに切り変えて次の作品で多くの視聴者を魅了して欲しいと思います。